JSM7の管理者権限を持つユーザを対象にした内容を説明します。
管理者の役割は次の項が挙げられます。
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画像サイズ管理、テンプレート設定はテンプレートマニュアルを御覧ください。
JSM7はユーザーとグループとを組み合わせてアカウントを管理します。 管理者はユーザーとグループを追加・削除・編集でき、ユーザーとグループに対してページ公開など各種権限を付与できます。
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権限管理を簡潔にするため、ユーザー単位ではなくグループ単位で付与することを強く推奨します。
JSM7には予約グループとして、base, editors, moderators, admin, テンプレート管理者の5つがあります。 予約グループには適切な権限がプリセットされています。
全てのユーザーが属すべきグループです。ページ編集に関する基本的な権限が設定されています。
稟議決裁(ページの公開)権限を持たない、担当者レベルのユーザーが属するグループです。
稟議決裁(ページの公開)権限を持つユーザーが属するグループです。 稟議決裁の仕組みを使わない場合は、全てのユーザーに属させます。
ページ毎の権限を設定・変更できるグループです。 アカウントは管理しない準管理者に向いています。
テンプレートを追加・編集・管理するユーザーが属するグループです。 主にWebデザイナーと総合管理者が属します。
また、特殊な権限として、スタッフ権限とスーパーユーザー権限があります。
管理サイトにログインできる権限です。 総合管理者を含む全てのユーザーに権限を設定します。 スタッフ権限がなければログインできません。
全ての権限をもつ権限で総合管理者用です。この権現は何よりも優先して適用されます。
以下にJSM7の推奨モデルを以下に示します。 推奨モデルに従うことでスムーズにJSM7が運用できます。
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スーパーユーザー権限であっても、テンプレートを管理したければ、「テンプレート管理者」グループに所属させてください。 管理画面にアイコンが出現しません。
ユーザーはJSM7の管理画面にログインするために必要です。各々にユニークなIDとパスワードを設定します。 パスワードは各ユーザーに連絡した後に、ユーザー毎に変更してもらいます。 設定されたパスワードは暗号化されており、管理者であっても閲覧できません。 ユーザーがパスワードを忘れた場合は、管理者が再発行します。
ユーザーを追加・削除・変更・閲覧するときに管理画面の「ユーザー」アイコンをクリックします。
現在登録されたユーザー一覧が表示されます。 既存ユーザーを削除する場合、対象ユーザーのチェックボックスを選択してプルダウンメニューより操作します。
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削除されたユーザーが作成したページは残りますが、アップロードした画像やファイルなどは消滅し、参照できなくなります。 それらのファイルを他のページで使用している場合はその参照リンクが切れるため注意して下さい。 意図しないリンク切れを防ぐため、アカウントを削除せずに次に説明する アカウントの無効化 を推奨します。
ユーザーを追加するには右上の「ユーザーを追加する」をクリックすると、ユーザー情報の登録ウィンドが立ち上がります。 ユーザー名とパスワードを設定して、続けて編集するをクリックします。
ユーザーの氏名を入力します。全角文字が入力できます。設定すると管理画面などで表示されますので設定を推奨します。
稟議申請・承認の際に使うメールアドレスを入力します。稟議決裁(公開承認)機能を使うユーザーは入力が必須です。
アカウントの有効/無効を制御します。何度でも変更できます。 意図しないリンク切れを防ぐため、不要ユーザーを削除せず無効化を推奨します。
スタッフ権限を有効にします。
JSM7の全ての権限が付与されます。総合管理者のみ設定します。
利用可能グループではユーザーの権限レベルに併せて、プリセットされているグループを選択します。 左側に表示されたグループ名をクリックすると反転しますので、その状態で矢印アイコンをクリックして選択します。 以下は、担当者レベルの権限を設定し、任意のグループの総務課に属させた例です。
ユーザー権限ではユーザーに対して細かく権限を設定できます。設定しない場合は空欄で構いません。
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ユーザー権限の設定は可読性が悪く管理が煩雑になるため、JSM7のプリセットグループの組み合わせで設定することを強く推奨します。
ユーザーの最終ログイン日時と登録日が自動入力されます。とくに変更することはありません。
JSM7のプリセットグループ以外に、任意のグループを作成可能です。 所属グループ単位でページの編集権限を設定できるため、課・チームなどの組織単位でグループを作成することを推奨します。
グループを追加・削除・閲覧するには『グループ」アイコンをクリックします。 既存のグループ一覧が表示されます。
既存グループを削除する場合、対象グループのチェックボックスを選択してプルダウンメニューより操作します。 グループを追加する場合は、右上の「グループを追加する」をクリックします。
グループを追加するウィンドが立ち上がります。
入力枠に追加する任意のグループ名を入力します。全角文字が使えます。
グループに対して権限を付与できます。
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JSM7のプリセットグループで権限管理すると、追加した任意のグループに対する権限設定は不要です。
JSM7で管理するページ毎に閲覧・編集等の操作を許可する権限を設定できます。 デフォルトでは、総合管理者(スーパーユーザー)を除き全ページに対して権限がありません。 権限設定の見通しを良くするため、作成した任意グループに対してページ権限を設定することを推奨します。 またデフォルトでは、親ページに設定したページ権限は自動的に子ページにも引き継がれます。 よって、基本的には全てのトップ階層のページにページ権限を設定すべきです。
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ページ権限はアカウントで設定した権限よりも強いです(権限を上書きします)。 ただし、ページ公開権限だけは、ページ権限とアカウント権限とのAND条件で適用されます。 つまりページ権限とアカウント権限とで、いづれか一方でもページの公開権限がなければページを公開できない。
ページに権限を設定するには、権限設定したいページに移動します。 画面上部に表示されるメニューバーから「ページ」→「権限」をクリックします。
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このメニューはは総合管理者とadminグループに属するユーザーが選択できます。
立ち上がったウィンドでページの権限を設定します。
有効にしたページは公開後ページの閲覧にJSM7へのログインが必要です。 簡易会員制ページのような機能で、通常は設定不要です。
表示制限
(工事中)。
「ページ権限の追加」クリックします。 推奨モデルに従えば、権限を設定するグループのみ選択して保存します。
- ユーザー
ページ権限を与えるユーザーをプルダウンメニューから選択します。
- グループ
ページ権限を与えるグループをプルダウンメニューから選択します。
- 編集可能
ページを編集できる権限です。
- 追加可能
ページを追加できる権限です。
- 削除可能
ページを削除できる権限です。
- 詳細設定を変更可能
ページをの詳細を変更できる権限です。
- 公開可能
ページを公開できる権限です。この権限のみアカウントのページ公開権限とのAND条件で作用します。
- 移動可能
ページを移動できる権限です。
- 権限を付与
- 現在のページ
現在のページのみに権限を設定します。
- このページの直接の下層ページのみ
現在のページの1階層目の子ページのみ権限を設定します。
- このページと直接の下層ページのみ
現在のページと現在のページの1階層目の子ページのみ権限を設定します。
- このページの下層ページ全て
現在のページの全ての子ページに権限を設定します。
- このページと下層ページ全て
現在のページと全ての子ページに権限を設定します。 標準ではこちらが選択されます。
サイト内のページおよび、ファイルのアクセス権について説明します。 ページのアクセス権とファイル置場のアクセス権とは連動せず、別々の管理となります。
ページのアクセス権とは JSM7にログインした状態でページを閲覧できる権限 を示します。 デフォルトではユーザーはどのページにもアクセス権がなく、ページ一覧にどのページも表示されません。 アクセス権の設定には、サイト全体で一括して設定する方法と、ページ毎に設定する方法とがあります。 それぞれユーザー毎、グループ毎に設定が可能ですが、グループ毎に設定することを推奨します。
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スーバーユーザー権限を付与されたユーザーはアクセス権の設定に関わらず全てのページにアクセスできます。
ファイルのアクセス権は、そのファイルが格納されているフォルダに閲覧・削除・追加権限を設定することを示します。 デフォルトではアクセス権は未設定です。 アクセス権の設定はユーザー毎、グループ毎に設定が可能ですが、グループ毎に設定することを推奨します。
サイト内の全ページに対して一括してアクセス権を設定できます。 ユーザー毎、グループ毎に設定が可能ですが、グループ毎に設定することを推奨します。 こちらの設定はページ毎の設定よりも優先されます。
スーパーユーザー>ユーザ・グループの権限設定>サイト全体のアクセス権>ページ毎のアクセス権
JSM7にアップロードされた画像やPDFなどのファイルはファイル置場のフォルダ内に格納されます。 フォルダに対して閲覧・編集・削除権限を付与して、ユーザーがファイルへアクセスしたりすることを制限します。 権限付与が未設定であればユーザーはいづれのファイルに自由にアクセスできます。 設定次第で上位階層に付与した権限は下位階層に自動で引き継がれます。 権限管理を容易化するため、グループごとに権限を付与することを推奨します。
次に権限付与の手順を示します。具体的には既存の総務課フォルダに対して、「総務課」グループに属するユーザーのみが閲覧・編集・削除可能な権限を付与します。
ポップアップした権限の追加ウィンドを次の画像のように埋めます。
対象フォルダに設定した権限を下位階層が引き継ぐか否かを制御します。
全てのフォルダを対象にします。「全ての項目」を選択した場合はフォルダを指定できません(指定しません)。
指摘したファルダのみに権限が付与されます。
指定したフォルダと、指定したフォルダの下位階層に権限が付与されます。
右端の虫メガネアイコンをクリックして、権限を付与するフォルダを指定します。 形式 で「全ての項目」を選択した場合は指定しません。
権限設定の対象ユーザーまたはグループの指定です。ユーザーIDまたはグループIDを手動入力して設定します。 ユーザーIDとグループIDとは、JSM7が自動設定するユニークな番号です。グループIDの調べ方を「総務課」グループを例に説明します。 グループの入力窓の右側にある虫メガネアイコンをクリックすると、次の画像のような既存グループ一覧のウィンドが立ち上がります。 「総務課」をオンマウスすると、ブラウザの機能によってリンク先のURL(*/ja/admin/auth/group/1/?_changelist_filers=e=1)が表示されます。 そのURLのgroup/の後の数値がID(この場合グループIDは1)です。
「全員」のチェックボックスを選択すると、全ユーザーが対象となります。
対象フォルダにファイルを追加したり、ファイル名を変更したりする権限です。 特に理由がない限り「許可」を選択します。
対象フォルダ内のファイルおよびフォルダを閲覧を制限する権限です。 特に理由がない限り「許可」を選択します。
対象フォルダにフォルダ作成する権限です。 特に理由がない限り「許可」を選択します。
デフォルトではGoogleAnalyticsのリンクを設定しています。
JSM7が認識するドメイン設定です。変更したり、追加、削除する必要はありません。